子どもの運動能力向上!中村和彦教授が提唱する「36の基本動作」でいろんなスポーツを楽しもう

幼児教育

山梨学院大学の中村和彦教授が提唱する「36の基本動作」は、子どもたちの運動能力を高めるためのもので、特に基礎体力の向上に大きな効果があるとされています。

このプログラムを通じて、子どもたちは基本的な動作を身につけ、スポーツにおいても、競技ごとに異なる多様なスキルを習得することができます。

「36の基本動作」が、どのようにして子どもたちの多様なスポーツスキルの基盤となるか、競技の特性と関連する基本動作をあわせて紹介していきます。

36の基本動作とスポーツ

1. サッカー (Soccer)

競技特性 :ボールを使った足技、チームプレー、持久力

関連する基本動作

「走る」 フィールドを駆け回るための基本動作

「蹴る」 ボールをパスしたりシュートするための動作

「渡す」 チームメイトにボールを渡す動作

「抑える」 ボールをコントロールするための動作

2. バスケットボール (Basketball)

競技特性:高速な動き、ジャンプ、ボールハンドリング

関連する基本動作

「走る」 コートを素早く移動するための基本動作

「跳ぶ」 シュートやリバウンドのための動作

「投げる」 シュートやパスのための動作

「掴む」 ボールをキャッチするための動作

3. テニス (Tennis)

競技特性:ラケットを使った打撃、素早い反応、持久力

関連する基本動作

「走る」 コートを移動するための基本動作

「投げる」 サーブの動作に関連

「掴む」 ラケットを握るための動作

「打つ」 ラケットでボールを打つための動作

4. 水泳 (Swimming)

競技特性:水中での移動、呼吸調整、全身の筋力

関連する基本動作

「泳ぐ」 水中での移動の基本動作

「潜る」 水中に潜るための動作

「浮く」 水面に浮かぶための動作

5. 体操 (Gymnastics)

競技特性:柔軟性、バランス、力強さ

関連する基本動作

「立つ」 基本姿勢の維持

「回る」 回転動作

「逆立ちする」 逆立ちの動作

「跳ぶ」 跳躍動作

6. 野球 (Baseball)

競技特性:投球、打撃、守備

関連する基本動作

「走る」 ベース間を移動するための基本動作

「投げる」 ボールを投げるための動作

「打つ」 バットでボールを打つための動作

「掴む」 ボールをキャッチするための動作

7. バレーボール (Volleyball)

競技特性:サーブ、スパイク、ブロック

関連する基本動作

「走る」 コートを移動するための基本動作

「跳ぶ」 スパイクやブロックのための動作

「投げる」 サーブの動作に関連

「掴む」 ボールをキャッチするための動作

8. 陸上競技 (Track and Field)

競技特性:短距離走、長距離走、跳躍、投擲

関連する基本動作

「走る」 短距離走や長距離走の基本動作

「跳ぶ」 走り幅跳びや高跳びのための動作

「投げる」 砲丸投げややり投げのための動作

9. 柔道 (Judo)

競技特性:投げ技、固め技、寝技

関連する基本動作

「立つ」 基本姿勢の維持

「組む」 相手と組み合う動作

「投げる」 投げ技のための動作

「抑える」 固め技のための動作

10. スケートボード (Skateboarding)

競技特性:バランス、トリック、スピード

関連する基本動作

「走る」 スケートボードを漕ぐための動作

「跳ぶ」 トリックのための動作

「乗る」 スケートボードに乗るための動作

「回る」 回転トリックのための動作

サッカーで基本動作を取り入れる具体例

サッカーでは、ボールと使った足技や持久力、チームワークが重要です。競技特性に関連する基本動作として「走る」「蹴る」「渡す」「抑える」といった動きが必要となります。

具体例として、

「走る」

リレーゲーム:チームに分かれてコーンを回るリレー。走る速さやスタミナを鍛えます。

鬼ごっこ:様々な方向へ走ることで俊敏性と反応速度を高めます。

「蹴る」

キックターゲット:ゴールを設置して、ゴールに向けてボールを蹴ります。ボールコントロールする精度とパワーを養います。

ドリブルパス:ドリブルをしながらリレーを行います。ドリブル技術とスピードを向上させます。

「渡す」

パスラリー: 2人1組で向かい合い、一定の距離を保ちながらパスを繰り返します。パスの正確性とタイミングを鍛えます。

円形パスゲーム: 円になってパスを回します。パスを出す際にボールをコントロールする技術を高め、チームワークを養います。

「抑える」

ボールキャッチング: ボールを投げ合い、キャッチします。手や目の協調性とボールのコントロールを向上させます。

コーンドリブルストップ: コーンを置いて、コーンまでの間をドリブルしコーンの前でボールを止めます。ボールを抑える技術を習得します。

これらの遊びを通じて、子どもたちは楽しみながらサッカーの基礎を身につけることができます。

まとめ

これらの基本動作を習得することで、子どもたちは多様なスポーツにおいて必要なスキルを身につけ、より高度な技術や戦術に挑戦する準備が整います。また、運動能力が総合的に向上し、スポーツ活動における自信と楽しさが増すことが期待されます。中村教授のメソッドを取り入れて、子どもたちの運動能力を総合的に高めましょう!

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